思いやりでいこう♪

思いやりのココロを忘れないために・・・。
いろいろ書き留めておきたい言葉の置き場所です。
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夜のピクニック (新潮文庫)

JUGEMテーマ:小説全般


恩田陸さんて人気があるんですよね。
わたしは全然知らなくて、なにしろ名前だけを見て男の人だと勘違いしていたぐらいですたらーっ
今回、誰かがブログに書いていたレビューを読んでいて面白そうだなと思ったので読んでみました。

初の恩田作品。

かなり分厚い本でしたが、午後一番から読み始めて夕方には読み終わってました。
一気に読めてしまう本です。

お話の中心は北高伝統の「歩行祭」という行事。
3つのコースをそれぞれ、朝から歩き始めて夜通し歩くという行事なのです。

そして、そんな歩行祭も最後の年となる物語の主人公、西脇融と甲田貴子。
二人は3年になってはじめて同じクラスになりました。
まわりからは付き合ってると思われてるんですが、実は二人の間にはある秘密があって。
貴子はこの歩行祭にある決意をもって、ひとつの賭けをするためにのぞむのです。


人の顔もまともに見えない「夜中」までただひたすら列になって歩き続ける、といういつもと違うシチュエーションだからこそ言えてしまうこと。

登場人物それぞれが少しずつ胸に抱えているひそかな秘密や悩みが、ついポロリと口をついて出てしまう歩行祭。

はるか昔、まだ自分が高校生だったころのこと、思い出してしましました。
文化祭や体育際、音楽会などのクラス単位で行うイベント。
クラスのみんなが団結して一つの行事をやり遂げる。
遅くまで練習したり、準備したりするなかで、普段とは違う誰かの一面を見ることが出来たり、新しい友達関係や恋愛関係が育っていったり・・・。

いろんなハプニングがさらにクラスの団結を強めたりするんですよね。
実際、文化祭や体育祭が派手でにぎやかな学校って活気があって、生徒もいきいきしてますよね。

この歩行祭、実際にモデルとなったものがあるみたいです。
茨城県の水戸第一高校の「歩く会」という伝統の行事がモデルのようです。

中学・高校時代にたくさんの色んな人たちと関わって、自分の土台となる考え方みたいなものを作ってほしいなあと、今の若い人たちを見ていて思います。

本文から一部引用すると、

おまえが早いところ立派な大人になって、一日も早くお袋さんに楽させたい、一人立ちしたいっていうのはよくわかるよ。あえて雑音をシャットアウトして、さっさと階段を上りきりたい気持ちは痛いほどわかるけどさ。だけどさ。雑音だっておまえを作ってるんだよ。雑音はうるさいけど、やっぱ聞いておかなきゃなんない時だってあるんだよ。
このノイズが聞こえるのって今だけだから、あとからテープを巻き戻して聞こうと思ったときにはもう聞こえない。おまえ、いつか絶対、あのとき聞いておけばよかったって後悔する日がくると思う。
 

ホント、そのとおりなんですよね。
最短距離で効率よくいきたいと思っても、人生の場合は、寄り道や一見くだらない意味のないようなことにこそ、大事なことが隠されてたりするんですよね。

だから、PCやゲーム機、ケータイとばっかり向き合わないで、できるだけ多くの「人」と向き合ってほしい、と思うんです。


なんだか、本の感想というより今の学生さんたちへのエールみたいなレビューになってしまいましたが、きっと作者もそんな気持ちでこの物語を作ったんじゃないかなあと思えるような作品でした。






本、映画、ハマったドラマ、素敵な歌 | comments(0) | -

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